宗教法人道会附属
松村幼稚園

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   園長のつぶやき  
   ~令和3年度 3学期~ 
  
 

令和

 
                                               

 新しい年が始まりました。ご家族お揃いで良い年をお迎えになられたことと思います。『目に見えぬ、神の心に通うこそ、人の心の真なりけり(明治天皇)』世界中の人々が平安な生活を送ることが出来ますように祈りたいと思います。世界中で「オミクロン株」が猛威を振るう中、日本は比較的落ち着いていましたので、3学期は少しずつコロナ前の保育に戻せるのではと思い、先生方と色々な計画を立てていました。そんな矢先、日本でも「オミクロン株」が猛威を振るいはじめ先の見えない状況となってきました。残念なことではありますが、またしばらく気を付けた生活をしなくてはなりません。幼稚園といたしましては、行事等について職員間で一つ一つしっかり話し合い、その時の状況によって前向きに対応していきたいと思います。考え方は様々だと思いますので、各ご家庭で良く考えて決断し、大事なお子様を守っていただきたいと思います。いずれにいたしましても更なる感染拡大は間違えのないことだと思いますので、感染した場合の情報提供は速やかにお願いします。子どもを守るべく、私たち大人も気を付けながら生活していきましょう。

                                                  浅田 スミ子

 

令和4年2月

  

                    

  先日、幼稚園に送られてきた小冊子に目を通していると、故シスター渡辺和子先生(元ノートルダム清心学園理事長)のお言葉が目に留まりました。シスター渡辺先生のお言葉は、どのお言葉も慈愛に満ち溢れていて、読む時々に私に勇気と力を与えてくださり心を温かく包んでくれます。まるで神様のお言葉を聞いているようです。「ひとつひとつのことを丁寧に両手でいただいて、たとえそれが病気であっても、災害であっても、挫折であっても、または人からの裏切りであっても。本当に悲しい、つきかえしたい。そのひとつひとつを両手でいただく。神様は力に余る試練を、決してお与えになりません」と書かれていました。実際に子ども達と生活していますと、起きることに翻弄され、心が乱されることがたくさんあります。そんな時、神様から与えられたものだと両手で丁寧にいただく心を持つことが出来れば、どんなにか心安らかで生きやすいことでしょう。「神様は力に余る試練を、決してお与えになりません」そのお言葉を力に、明日からも子ども達の幸せを祈りながら、先生方と共に前を向いて歩んでいきたいと思います。   

 浅田 スミ子

                 

 

令和4年3月

 

                                     

  今年も毛糸遊びが始まりました。子ども達はござの上に座り、寒い中ゆび編みやY字リリアンに挑戦です。男の子も混じっています。今年からお母さま方にもお手伝いいただいていますので、何個も作って楽しんでいます。

 月組は「機織り」に挑戦です。「バザーごっこ」の収益金で機織り機も一人一台になりました。有難いことです。機織りは難しく根気がいる作業です。全員一緒に始めましたが、外遊びなどの誘惑に負けて途中でお休みしている子どももいます。遊んでから戻ってくる子どももいます。コツを覚えた子どもは、友達とおしゃべりしながら毎日コツコツと作業を進めています。何人の子どもが作り上げ、どんな作品が出来るのでしょう。

 「遊びこむ」ということは、集中力や根気が育ち、それと同時に考える力も育みます。 「遊ぶ」ことは、子どもたちにとって大切なこと。大人はその遊びに寄り添い、時には見守ることが大切です。それが後々、勉強や仕事にもつながっていきます。今年度も一年が過ぎようとしています。保護者の皆様、コロナ禍の中、急なお休みへのご理解、多方面でのお手伝いありがとうございました。感謝申し上げます。草花のつぼみも膨らんできました。春はもうすぐです。

                 

 

 

 

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