|
|
5月 |
先週幼稚園に、高校2年になる卒園生から
電話がかかってきました。
電話口の声をきいて、すっかり大人びた声に、
もしかして、これが、おれおれ詐欺の手口なのかと、
声が出ませんでした。
一瞬の沈黙の後、恐る恐る「○○君」と聞くと
「そうです。今から遊びに行って良いですか?」
声こそ大人ですが、確かに○○君の話し方です。
急いで自転車に飛び乗ったらしく、
あっという間の到着です。
「最近、幼稚園に行ってなかったので
行きたかったのですが、学校やアルバイトで
忙しくて」とのこと。
しばし、近況や懐かしい幼稚園の頃の
思い出話をして、元気に帰っていきました。
それから数日後、全員参加の日曜学校の日にも、
この日を何で知ったのか?小学4年生の男の子が、
日曜学校の募金箱にと千円札を握りしめて
やって来ました。
その子も懐かしそうにしばらく遊んで、
幼稚園の頃の自分の話をして帰りました。
私立の幼稚園にはいつでも懐かしい先生方が
いらっしゃいます。
きちんとした目的はないかもしれないけれど、
ふと、行ってみたいと思える場所なのかも知れません。
時代の変化と共に、私立幼稚園の現状は、
厳しい状況ですが、
これからも、卒園生が立ち寄りたいと思った時に、
その場所に昔と変わらない姿で幼稚園があり、
知っている先生方が迎えてくれる。
その様な場であり続ける事に意味があると、
心から思う出来事でした。
4月 |
今年も、穏やかに新しい春を迎えました。
畑では、昨年植えたスナップエンドウが、
寒い冬を越して大きく育ち、
たくさんの実を付けました。
収穫したスナップエンドウは、早速、預かり保育に
来ていた子ども達のおやつになりました。
今日から、進級した子ども達も登園します。
まだまだ、たわわに実っていますので、
子ども達と収穫してすぐに食べたいと思います。
ミモザの木の隣では、たくさんのサクランボの
実がすくすくと成長しています。
12日は入園式。
新しい子ども達を迎え、賑やかな日々が戻ってきます。
子ども達も太陽の光や風など自然の恵みを
たくさん浴びながら、大きく成長して欲しいものです。
保護者の皆様も、
幼稚園の活動をお子さんと一緒に楽しんでください。
本年も、よろしくお願いいたします。