宗教法人道会附属
松村幼稚園

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     園長のつぶやき  
 
 
 令和6年度2学期
 
 
 

 12月

 
 
 
今年も、ハラハラドキドキの焼き芋会を
 
無事に終えることが出来ました
子ども達は、美味しいお芋をお腹いっぱい
 
食べることができました。
 
教育の一環とは言いながら
 
閑静な住宅街の中で毎年お芋を焼くことが
 
できるのも、ご近所の皆様のご理解の賜物と
 
いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
 
「旬の食べ物をみんなで分け合っていただく」
 
幼稚園が大切にしている教育の一つです。
 
早速ホカホカのお芋をもってご近所をまわります。
 
子ども達の
 
「食べたけど美味しかったので
 
食べてください」
 
この言葉に笑顔がこぼれます
私はびっくりです。
 
「これはレモンですか?」
 
「あら、良く知っていますね」
 
あちらこちらで、ご近所の方々と
 
子ども達との会話が弾みます。
 
ご近所付き合いは
 
子ども達に任せたほうが良いのかも
 
しれませんね。
 

  11月

   
 
 
今年は、柿の木に実がびっしりとなりました。
 
豊作です。
 
例年のようにカラスよけの網をかぶせ
 
実が色付くのを待ちました。
 
カラスもさくらの木に陣取り、眺めています
 
すでにつつかれた実もあります。
 
そろそろ食べ頃と
 
秋晴れの日に園庭で柿をむきました。
 
次から次へと小さなお客様が来るので
 
追加、追加で30個程むきました。
 
なかには、そこから動かず
 
食べつづけている子どももいます。
 
勿論、食べ過ぎはいけません。
 
ある程度食べたら
 
他の子どもと変わります。
 
夏の暑さが影響しているのでしょうか
 
表面が日に焼け
 
種も水分がなくしわしわです。
 
さらに、へたのちかくはつるんとした黄色です。
 
何だか渋そうです。
 
丁度、保護者の方々がいらっしゃいましたので、
 
おすそ分け。
 
「渋くありませんでしたか?」と、聞いてみると
 
「渋いのもありました」
 
との答え。
 
私も食べてみると、かなり渋い。
 
しかし
 
子ども達は美味しそうに食べつづけています。
 
「渋みとは?」
 
調べてみると、渋みは味覚神経ではなく
 
痛覚や温度覚で感じとる味だそうです。
 
なるほど、子ども達が
 
おかわりして食べつづけている姿は
 
「渋み」と「美味しくない」とは別のものと
 
教えてくれているようです。
 
また一つ、勉強になりました。
 
とにもかくにも、足りなければ木からもぎって
 
お腹いっぱい食べられる。
 
何と幸せなことでしょう。
 
 
 

  10月

 
 

今月は、日曜のごミサの時に

神父様がお話ししてくださったお話を

ご紹介します。

 お父さんと男の子が散歩をしていると、

生き物の死がいがありました。

子どもは、お父さんに

「死んでしまったの」と、聞きました。

お父さんは

「そうだよ」と、答えました。

「どうして」と、子どもは聞きました。

「命あるものは死ぬんだよ」

さらに子どもは、聞きました。

「お父さんもお母さんも」

「そうだよ。命も人生も、

 永遠に続かないから価値があるんだよ」

「だからこそ、命を人生を

 大切に生きなくてはならないのだよ」

 その言葉を聞いた男の子は、

じーっと考えていました。

と、いうお話です。

「命も人生も、永遠に続かないから価値がある」

私の心に、深く刻まれた一言でした。

   
 

  9月

  
 

今年の夏休みを振り返ってみると

「何しろ暑かった」

「自然災害が多発した」

「初めての夏祭り」

この3つの出来事が思い出されます。

今年から週4日になった預かり保育では、

子ども達はいっぱい汗をかきながら、

元気に遊んでいました。

あまりの暑さに、外遊びよりも室内遊びが

多くなりましたが、こんなに賑やかな

夏の幼稚園も初めてです。

そして、台風等自然災害の怖さを

強く実感しました。

夏期保育の最終日は、初めての試み「夏祭り」。

体はクタクタに疲れましたが“楽しかった”

という感情が勝り、

とても楽しい思い出となりました。

お手伝いいただいた保護者の皆様、

ありがとうございました。

初めて尽くしのこの夏。

考えさせられることも多かった夏休みでしたが、

無事に2学期を迎えることが出来る事に

感謝しながら、今学期もたくさんの行事を、

子ども達と楽しんでいきたいと思います。

保護者の皆様、変わらぬご協力、

よろしくお願いいたします。

これからも、子ども達と共に大いに

楽しんで参りましょう。